フランス共和国
上川外務大臣とフランスで活躍する邦人女性との夕食懇談
令和6年5月1日

現地時間5月1日午後7時40分(日本時間2日午前2時40分)から約120分間、OECD閣僚理事会に出席するためフランス・パリを訪問中の上川陽子外務大臣は、フランスで活躍する在留邦人女性との夕食会に出席したところ、概要は以下のとおりです。
- 上川大臣から、フランスで活躍する在留邦人女性の方々と意見交換できることを嬉しく思う旨述べつつ、約20年振りとなる日本の女性の外務大臣として、「女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS)」を日本の主要外交政策の一環として力強く推進しており、日本における女性活躍・男女共同参画を一層推し進める上で、貴重な知見を伺いたい旨述べました。
- また、上川大臣から、出張に先立って配置を発表した経済広域担当官を通じて、国のレベルにとどまらず、地域レベルでグローバルに展開する日本企業を支援していく考えを伝えるとともに、同日視察したパリ日本文化会館の コンテンツを第三国の図書館等で活用する形での発信を強化していきたい旨述べました。
- 出席者からは、自然体で女性として活躍する上川大臣の取組に共感を覚える、日本と仏は共に長い歴史に裏付けられた文化を有しており、文化というアセットを経済や外交等その他の分野の両国の関係のさらなる促進に活かして欲しい、上川大臣が言及された日本企業支援や文化外交の新たな取組に是非貢献したいとの声がありました。
- 加えて、フランス社会におけるジェンダー平等の取組や日本社会における同分野の課題等について活発な意見が交わされました。