フランス共和国
日仏首脳電話会談
令和5年12月2日
現地時間12月2日午後7時15分(日本時間3日午前0時15分)から約10分間、COP28に出席するためアラブ首長国連邦ドバイを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領(H.E. Mr. Emmanuel Macron, President of the French Republic)との間で電話会談を行ったところ、電話会談の概要は以下のとおりです。また、両首脳は「特別なパートナーシップ」の下での日仏協力のロードマップを発出しました。
- 冒頭、岸田総理大臣は、今後5年間の日仏協力の指針となるロードマップを発表できることは喜ばしい、ロードマップには経済安全保障に関する作業部会の設置、スタートアップ連携及び民生原子力分野の協力強化、日仏会館開館100周年などを盛り込んだ旨述べ、両首脳は、ロードマップの発表を契機として、「特別なパートナー」の関係を一層飛躍させることで一致しました。
- 両首脳は、日仏経済安全保障作業部会を来年早期に開催すべく準備を加速させることで一致するとともに、共同訓練の実施等を通じ、インド太平洋における日仏協力が多層的に発展していることを歓迎し、イノベーションを含め様々な分野で日仏関係発展のため今後も連携していくことで一致しました。