フランス共和国

令和2年10月5日

 10月5日午後4時30分頃から約25分間、菅義偉内閣総理大臣は、エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領(H.E. Mr. Emmanuel Macron, President of the French Republic)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、菅総理大臣から、今般のフランスにおける豪雨災害へのお見舞いを伝達するとともに、内閣総理大臣就任にあたり、マクロン大統領と良い関係を築き、特別なパートナーである日仏関係を一層強固にしていきたい旨述べました。これに対し、マクロン大統領からは、菅総理大臣就任への祝意を述べるとともに、安倍前総理大臣との間でこれまでになく強固になった日仏関係の更なる進展に向けて菅総理大臣と共に取り組みたい旨述べました。
  2. 両首脳は、日本とフランスが自由、民主主義、法の支配等の基本的価値を共有しており、共に「インド太平洋国家」として、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、協力を強化していくことを確認しました。また、両首脳は、拉致問題を含む北朝鮮問題への対応においても協力していくことで一致しました。さらに、両首脳は、新型コロナウイルス対策などの諸課題に対して、G7メンバーである日本とフランスが協力して主導的役割を果たしていくことが必要との認識で一致しました。
  3. 両首脳はまた、明年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け協力していくことで一致しました。

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