フランス共和国
日仏首脳会談
令和3年6月12日

(写真提供:内閣広報室)
現地時間6月12日午後6時20分(日本時間13日午前2時20分)から約30分間、G7コーンウォール・サミットに出席するため英国を訪問中の菅義偉内閣総理大臣は、エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領(H.E. Mr. Emmanuel Macron, President of the French Republic)と日仏首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、菅総理から、マクロン大統領の東京オリンピック競技大会開会式出席の意向を歓迎するとともに、本年の東京、2024年のパリ双方の夏期オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向け連携していきたい旨述べました。これに対し、マクロン大統領から、東京大会の開催を支持するとともに、開会式への出席を楽しみにしている旨発言がありました。
- 両首脳は、グリーンを含む先端技術等の分野における日仏間の更なる協力の推進に一致しました。
- 菅総理から、フランス艦船の派遣を含め、フランスがインド太平洋地域への関与を強化していることを歓迎するとともに、引き続き協力を強化していきたい旨述べました。これに対し、マクロン大統領から、インド太平洋地域において引き続き日本と緊密に連携していきたい旨述べました。
- 両首脳は、北朝鮮を含む地域情勢について率直な意見交換を行い、引き続き協力していくことで一致しました。
- 菅総理から、東日本大震災から10年の節目である3月11日にマクロン大統領から寄せられたメッセージに謝意を表しました。