スペイン王国

日・スペイン首脳会談

平成30年10月16日

英語版 (English)

  • 握手を交わす両首脳(写真提供:内閣広報室)
  • 日・スペイン首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 10月16日,現地時間午後7時10分(日本時間17日午前2時10分)から約70分間,スペインを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,サンチェス首相(H.E.Mr. Pedro Sánchez Pérez-Castejón, President of the Government of Spain)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。今次首脳会談に際し,両首脳は共同声明を発出し,日・スペイン関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げし,幅広い分野における戦略的な協力を一層推進していくことを確認しました。右首脳会談の後,両首脳は,両国間の現行の租税条約を全面改正する新条約及び航空協定の附属書の改正に係る交換公文に署名しました。その後,サンチェス首相夫妻主催夕食会が行われました。

1 冒頭

 サンチェス首相から,外交関係樹立150周年の機会に友人である日本の総理大臣をお迎えできてうれしい,日スペイン二国間の協力関係を強化するとともに日本とEUの関係も深めていきたい旨述べました。
 安倍総理大臣から,日本とスペインの外交関係樹立150周年の記念すべき機会にマドリードを訪問できてうれしい旨述べるとともに,両国は自由,民主主義,人権,法の支配を始めとする基本的価値を共有する重要なパートナーであり,スペインはEUにおいて枢要な役割を果たしている旨述べました。
 両首脳は,歴史ある両国関係の一層の強化のために尽力することを確認しました。

2 二国間関係

(1)安倍総理大臣から,2013年の「平和,成長とイノベーションのためのパートナーシップ」の策定以降,両国の関係は着実に強化されている旨述べました。また,外交関係樹立150周年の本年,日本とスペインの双方で様々な記念行事が実施され,両国の関係強化につながっていることを歓迎するとともに,6月に開始されたワーキング・ホリデー制度によって,人的交流が更に進展することを期待する旨述べました。

(2)サンチェス首相から,両国間での貿易,観光客等が増加しているが,これはスペインによる日本の社会等に関する関心の表れである,日EU・EPAを通じて自由貿易を推進したい旨述べました。

(3)両首脳は,この5年間での両国関係の飛躍的な進展に鑑み,日本とスペインの関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げし,今後,両国関係を更に強化していくことで一致しました。

3 日EU関係

(1)両首脳は,7月の日EU・EPA及びSPAの署名を歓迎し,早期発効に向け引き続き協力していくことで一致しました。

(2)安倍総理大臣から,日本は結束した強い欧州を支持すると述べ,そのためのサンチェス首相の取組を評価する旨述べました。両首脳は,国際社会が直面する諸課題に対応するため日本とEUが緊密に連携していくことを確認しました。

4 北朝鮮

 両首脳は,朝鮮半島の非核化に向け,安保理決議の完全な履行が必要との認識で一致しました。また,安倍総理大臣から拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求め,サンチェス首相の支持を得ました。

5 その他

 その他,両首脳は,自由貿易,気候変動,中南米情勢等について意見交換しました。

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