ロシア連邦
日露外相会談
令和3年9月23日


国連総会のためニューヨークを訪問中の茂木敏充外務大臣は、現地時間9月23日正午(日本時間9月24日午前1時)から30分間、ラヴロフ、セルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ロシア連邦外務大臣(H.E. Mr. Lavrov, Sergey Viktorovich, Minister of Foreign Affairs of the Russian Federation)と日露外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 両大臣は、平和条約締結問題、北方四島における共同経済活動、四島交流等事業、経済、人的交流、安全保障等の日露二国間関係及び国際情勢について議論を行いました。
- 二国間関係については、茂木大臣から、平和条約締結問題を含め幅広く日露関係全体を互恵的に進展させていく考えである旨述べ、両大臣は、日露関係全体の発展に向けて、今後とも様々な機会を通じて議論を継続していくことで一致しました。
- 国際情勢については、北朝鮮について、茂木大臣から、先般の北朝鮮による弾道ミサイル発射は安保理決議違反であり、強く抗議した、北朝鮮による最近の核・ミサイル活動は、日本、地域、国際社会の平和と安全を脅かすものと述べるとともに、拉致問題の即時解決に向けた理解と協力を求め、ラヴロフ大臣から改めて支持がありました。
- また、両大臣は、アフガニスタン情勢について意見交換を行い、アフガニスタンの安定に向けて連携していくことで一致しました。