ロシア連邦

平成29年9月4日

 昨3日午後11時28分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣とウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン・ロシア大統領(H.E. Mr. Putin, Vladimir Vladimirovich, President of the Russian Federation)との間で,電話会談が行われたところ,概要以下のとおりです。

1 安倍総理大臣から,本日の北朝鮮による核実験の強行は,我が国の安全に対する,これまでにない重大かつ差し迫った脅威である旨指摘しました。そして,日露を含めて国際社会全体で最大限の圧力をかけることが重要であり,新たな強力な国連安保理決議が不可欠であることを強調しました。

2 また,安倍総理大臣は,安保理常任理事国であるロシアの役割が重要であることを述べ,ロシアの建設的な対応を改めて強く働きかけました。

3 両首脳は,北朝鮮による暴挙は深刻な脅威である,との厳しい現状認識を完全に共有しました。

4 その上で,両首脳は,今週のウラジオストクでの日露首脳会談でも北朝鮮の問題について議論すること,及び日露の様々なレベルで引き続き緊密に連携していくことで一致しました。


ロシア連邦へ戻る