ロシア連邦
堀井学外務大臣政務官のモスクワ訪問(結果)
1 地域の魅力海外発信支援事業「日本の匠・日本の道」


(1)本イベントは,3月24日~25日の2日間開催され,会場には2日間で計14,371人が来場しました。ロシア国民が日本の地方自治体の魅力を体験する機会を提供し,ロシアへの輸入が規制されている日本産農水産品等の規制緩和に向けた土壌作り等を目的に開催されたものです。
(2)堀井学政務官は25日13時(現地時間)から開催されたスペシャルセレモニーにおいて主催者挨拶を行いました。ステージには,サフォノフ露観光庁長官のほか,1994年に堀井学政務官とともにリレハンメル五輪に出場したスピードスケート元ロシア代表選手のアレクサンドル・ゴルベフ氏(男子500m・金メダル),スヴェトラーナ・バジャノヴァ氏(女子3,000m・金メダル)も登壇しました。
2 元スピードスケート選手との交流

堀井学政務官,ゴルベフ元ロシア代表選手
堀井学政務官は,「日本の匠・日本の道」に出席したゴルベフ氏の他,銀メダル保持者のセルゲイ・クレフチェーニャ氏やアレクサンドル・キバルコ露スピードスケート協会執行役員と交流し,両国間のスポーツ交流の重要性や交流の更なる拡大について意見交換しました。
[参考]ゴルベフ氏とクレフチェーニャ氏は1994年堀井学政務官が銅メダルを獲得したリレハンメル五輪に共に出場。キバルコ氏は長野,ソルトレイク五輪に堀井学政務官と共に出場
3 グロムィコ露農業省次官との会談


26日午前,グロムィコ農業次官と会談を行い,ロシアが東日本大震災後に導入した日本産水産物の輸入停止措置の撤廃を申し入れたところ,先方より,7県の水産物の輸入停止措置の撤廃及び緩和を決定した旨回答がありました。
[参考]露動植物衛生監督庁は動植物衛生監督庁支部及び税関に対して3月23日付で指示文書を発出し,日本産水産物の輸入停止措置について規制を解除するよう通報。
●岩手,宮城,山形,茨城,千葉,新潟の6県は,輸入停止措置を撤廃(ロシアにて,サンプル検査を実施)。
●福島県については,輸入停止措置を解除(放射能物質等の証明書の添付が条件)。
4 対日議員グループとの意見交換

堀井学政務官は,シュレポフ国家院議員を含む対日友好議員グループと日露関係について意見交換し,議員間交流の継続について一致しました。