ロシア連邦
貿易経済に関する日露政府間委員会第15回会合
令和元年12月18日



本18日,午前9時10分(現地時間),茂木敏充外務大臣は,オレシュキン・マクシム・スタニスラヴォヴィチ・ロシア連邦経済発展大臣(Mr. Oreshkin, Maksim Stanislavovich, Minister of Economic Development of the Russian Federation)との間で,「貿易経済に関する日露政府間委員会」第15回会合を開催したところ,概要は以下のとおりです(少人数会合:約1時間15分,全体会合:約1時間5分,ワーキングランチ:約1時間50分)。全体会合及びワーキングランチには,民間企業関係者も参加しました。
1 少人数会合では,日露経済関係を包括的に議論し,茂木大臣からは,エネルギー,非エネルギー分野を合わせて貿易関係全体を底上げする取組を進めたい旨述べました。また,特に,「極東」については,その可能性を開花させるために,関係省庁と連携しながら,農林水産業を始めとする生産力強化,シベリア鉄道の利用促進,カムチャツカでのLNG積替基地建設等の具体的な取組を促進し,それらの案件とも有機的に連携しつつ,極東と日本の北海道・日本海側の連結性を強化し,全体を一つの経済圏として開発する可能性について提起し,双方で協力を進めていくことで一致しました。それ以外に,農林水産業等を取り上げました。
2 全体会合では,8項目の「協力プラン」をはじめ,日露双方の関係省庁を交えて,エネルギー,運輸,医療・保健,都市環境,観光,先端技術等の幅広い分野に関して協力の現状や課題,更なる協力の進展に向けた方策について議論を行いました。
3 また,来年から始まる日露地域交流年についての準備状況を確認し,日露間の様々な交流を両国の隅々まで拡大させ,2023年までに日露間の相互往来を少なくとも40万人まで倍増させるとの目標の達成に向けて地域交流年が実り多いものとなるよう協力していくことで一致しました。また、同地域交流年の開会式を、2020年前半に、同交流年組織委員会共同委員長である茂木外務大臣とオレシュキン大臣の出席の下、北海道において開催する方向で調整することで一致しました。
1 少人数会合では,日露経済関係を包括的に議論し,茂木大臣からは,エネルギー,非エネルギー分野を合わせて貿易関係全体を底上げする取組を進めたい旨述べました。また,特に,「極東」については,その可能性を開花させるために,関係省庁と連携しながら,農林水産業を始めとする生産力強化,シベリア鉄道の利用促進,カムチャツカでのLNG積替基地建設等の具体的な取組を促進し,それらの案件とも有機的に連携しつつ,極東と日本の北海道・日本海側の連結性を強化し,全体を一つの経済圏として開発する可能性について提起し,双方で協力を進めていくことで一致しました。それ以外に,農林水産業等を取り上げました。
2 全体会合では,8項目の「協力プラン」をはじめ,日露双方の関係省庁を交えて,エネルギー,運輸,医療・保健,都市環境,観光,先端技術等の幅広い分野に関して協力の現状や課題,更なる協力の進展に向けた方策について議論を行いました。
3 また,来年から始まる日露地域交流年についての準備状況を確認し,日露間の様々な交流を両国の隅々まで拡大させ,2023年までに日露間の相互往来を少なくとも40万人まで倍増させるとの目標の達成に向けて地域交流年が実り多いものとなるよう協力していくことで一致しました。また、同地域交流年の開会式を、2020年前半に、同交流年組織委員会共同委員長である茂木外務大臣とオレシュキン大臣の出席の下、北海道において開催する方向で調整することで一致しました。