ベルギー王国

令和元年9月27日
 9月27日,安倍総理夫人はベルギーを訪問した安倍総理に同行し,様々な活動を行いました。

1 ベルギー・ホッケー協会訪問

ベルギー・ホッケー協会訪問の様子
 9時30分から10時30分まで,安倍総理夫人は,ブリュッセル市郊外オーデルゲム地区に所在するベルギー・ホッケー協会を訪問しました。ベルギー・ホッケー協会は,“United Girl Power”と銘打ち,ホッケー競技における男女の地位の違いを是正することを目指し,女性への偏見,固定概念を打破する必要性を2017年から訴えています。安倍総理夫人は,マーク・クドロン会長及びセルジュ・ピレ最高経営責任者(CEO)等から同キャンペーンについて説明を受け,その後,ベルギー女子代表チームのコーチ及び選手も交え,スポーツにおけるジェンダー問題等について意見交換を行いました。

2 訪日経験者との昼食会

 10時40分から11時30分まで,安倍総理夫人は,駐ベルギー日本大使公邸において,元JET国際交流員,元国費留学生等,日本に滞在経験があり,現在ベルギーの様々な分野で活躍する訪日経験者と意見交換を行いました。参加者からは,いかに日本での経験が現在に生かされているか説明があり,安倍総理夫人は,今後とも日本とベルギーとの架け橋となり大いに活躍されることを期待している旨伝え,激励しました。

3 難民支援施設「マントール・エスカル」訪問

難民支援施設「マントール・エスカル」訪問の様子
 11時45分から12時30分まで,安倍総理夫人は,ブリュッセル市内のNGO「マントール・エスカル」を訪問しました。同NGOは,祖国を追われ,保護者から離れてベルギーで生活している未成年の移民(通称MENA)及び元MENAに対し,住居の紹介,就学及び社会的・心理的なサポートを行っています。安倍総理夫人は,創設者であるフランソワ・カズィエ理事長から,団体の活動概要について説明を受けた後,施設利用者の若者と意見交換を行い,ベルギー社会で学校生活を送る上での課題や,将来の夢について語る若者の言葉に,熱心に耳を傾けました。

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