欧州連合(EU)

令和3年4月15日
(写真)欧州議会外務委員会(オンライン形式)の様子

 4月13日、正木駐欧州連合日本政府代表部大使は欧州議会の外務委員会にオンライン形式で出席し、日EU関係に関する討議に参加しましたところ、概要は次のとおりです。この討議には、外務委員会の所属議員に加え、対日交流議員団のメンバーも参加し、ギュンナー・ヴィーガンド欧州対外活動庁(EEAS)アジア太平洋総局長(Mr. Gunnar Wiegand, Managing Director for Asia Pacific, European External Action Service)も出席しました。

  1. 正木大使は、日EUがグリーン、デジタルを含む共通の課題について協力する重要性を想起しつつ、「自由で開かれたインド太平洋」の考え方について説明した上で、欧州におけるインド太平洋地域に関する関心の高まりを歓迎しました。また、東シナ海、南シナ海や拉致問題を含む北朝鮮への対応について我が国の立場を説明するとともに、地域の人権状況をめぐる懸念が高まっていることに言及しつつ、ルールに基づく国際秩序の重要性を強調しました。
  2. これに対し、欧州議員の側から日EU間のパートナーシップへの強い期待が表明されました。正木大使と出席の欧州議員は、議員レベルを含め、日EUが対話を継続し、緊密に連携する必要性について一致しました。

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