タジキスタン共和国
河野外務大臣とゾフーロフ・タジキスタン下院議長との会談
令和元年5月19日



本19日午前9時25分(現地時間;日本時間同日午後1時25分)から約35分間,タジキスタンを訪問中の河野太郎外務大臣は,ゾフーロフ・タジキスタン共和国下院議長(H.E. Mr. Shukurjon ZUHUROV, Chairman of the Majlisi Namoyandagon of the Majlisi Oli (Lower Chamber of Parliament) of the Republic of Tajikistan)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
- ゾフーロフ下院議長から,国連タジキスタン監視団(UNMOT)に派遣されていた秋野豊政務官が殉職されたことに触れつつ,独立後内戦を経て復興するタジキスタンを日本が常に支援してきたことへの深謝の念が示されました。また,議会間交流の進展に満足の意が示されるとともに,今後も経済分野をはじめ様々な分野での協力強化への期待が表明されました。
- 河野大臣から,本年のタジキスタン対日友好議連議員団の訪日に触れつつ,日本とタジキスタン間の議会間交流の更なる発展を期待する旨述べました。
また,河野大臣から,アフガニスタンとの長い国境を有するタジキスタンの安定は中央アジアの安定に不可欠であり,日本としてタジキスタンの国造り・人造りを引き続き支援していくとして,今次外相会合で採択した「行動計画」が着実に実施され,タジキスタンを始めとする中央アジア諸国間での観光分野が更に発展することを期待する旨述べました。加えて,投資協定の早期締結に向けた協力を求めました。