キルギス共和国
岸外務副大臣とアブディルダエフ・キルギス共和国外務大臣との夕食会
平成29年3月30日
3月29日，午後6時30分から約2時間，岸信夫外務副大臣は，訪日中のエルラン・アブディルダエフ・キルギス共和国外務大臣（H.E. Mr. Erlan ABDYLDAEV, Minister of Foreign Affairs of the Kyrgyz Republic）と夕食を交えつつ意見交換を行ったところ，概要は以下のとおりです。
- 岸副大臣から，日・キルギス外交関係樹立25周年の節目におけるアブディルダエフ外務大臣の訪日を歓迎した上で，民主化を進めるキルギス共和国の国造りの努力に対する我が国の支援として，今月上旬，キルギス共和国の国家統一住民登録制度の構築を支援するプロジェクトが署名されたことに言及しつつ，同プロジェクトの実施を通じ，キルギス共和国における民主主義の発展，及び両国関係の一層の発展に期待する旨述べました。
- これに対して，アブディルダエフ外務大臣は，キルギス共和国内での民主化努力や対外関係を説明の上，これまでの民主化支援を始めとする我が国のキルギス共和国に対する支援に感謝を表明しつつ，同国の民主化努力を支えるためにも，ビジネスを中心とする我が国との経済・貿易関係が更に強化されることを期待する旨述べました。
- このほか，双方は，経済・経済協力，「中央アジア＋日本」対話，国際場裡での協力，地域情勢等について意見交換を行いました。