ジョージア
岸外務副大臣とジャネリゼ・ジョージア外務大臣との夕食会
平成29年6月1日
5月31日，午後7時から約2時間，岸信夫外務副大臣は，訪日中のミヘイル・ジャネリゼ・ジョージア外務大臣（H.E. Mr. Mikheil JANELIDZE, Minister of Foreign Affairs of Georgia）と夕食を交えつつ意見交換を行ったところ，概要は以下のとおりです。
1 岸副大臣から，日・ジョージア外交関係樹立25周年の節目におけるジャネリゼ外務大臣の訪日を歓迎した上で，民主的かつ平和裏に政権交代が行われ，ビジネス環境が急速に改善し，腐敗撲滅に取り組むジョージアは「良き指針」になり得る国である旨，また，日・ジョージア関係の水準を一段引き上げるべくジャネリゼ外相とは今回の訪日を機に緊密に連携していきたい旨述べました。
2 これに対して，ジャネリゼ外務大臣からは，先月のJICAジョージア支所開設を含めた，日本の支援への謝意が示され，特に今後の経済分野での二国間協力への期待が表明されました。また，同大臣からは，ジョージアがEUへの統合を見据えて改革を行っており，NATOとも協調して積極的に平和維持活動に参加している旨説明がありました。
3 このほか，双方は，二国間での経済・経済協力，国際場裡での協力，南オセチア・アブハジア問題や北朝鮮問題，更には対中関係や東シナ海及び南シナ海をめぐる問題等地域情勢等について意見交換を行いました。