ジョージア
中谷外務大臣政務官とジャパリゼ・アナクリア開発コンソーシアム副会長との会談
令和元年11月15日


11月12日,中谷真一外務大臣政務官は,「内外発信のための多層的ネットワーク構築事業」による招へいでジョージアから訪日中のテド・ジャパリゼ・アナクリア開発コンソーシアム副会長(Dr. Tedo JAPARIDZE, Vice-Chairman of Anaklia Development Consortium)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 中谷政務官から,ジャパリゼ副会長の訪日を歓迎する旨述べた上で,日本は,自由,民主主義,人権,法の支配といった基本的価値を共有するジョージアとの関係を重視しており,昨年9月の河野前外務大臣のジョージア訪問に続いて,本年3月にバフタゼ前首相が,10月にはズラビシヴィリ大統領が即位の礼参列のためそれぞれ訪日され,近年両国間でハイレベルの往来が活発に行なわれていることは喜ばしい旨述べました。また,中谷政務官から,ジャパリゼ副会長が従事しているアナクリア港の開発には日本も関心を寄せており,同港及び隣接する経済特区の開発が進み,欧州とアジアを結ぶ経済回廊の一部として重要な役割を果たすことを期待すると述べました。
- ジャパリゼ副会長からは,今回の外務省による招へいに対する謝意を示し,両国間で活発化している近年の要人往来について歓迎するとして,民主主義を踏まえて前進するというジョージア政府の方針について述べました。またジャパリゼ副会長は,アナクリア港開発の重要性を強調するとともに,複雑さを増す国際社会の中でジョージアにとって日本との関係がますます重要になっていると述べ,日本企業のジョージアへの進出に対する期待を表明しました。