ウクライナ
ウクライナ情勢に関する首脳テレビ会議
令和4年9月9日


9月8日午後11時30分から約1時間10分、岸田文雄内閣総理大臣は、ジョセフ・バイデン米国大統領(The Honorable Joseph R. Biden, Jr., President of the United States of America)の呼びかけを受けて、米、英、独、伊、加、ポーランド、ルーマニアの首脳及びNATO事務総長との間でウクライナ情勢に関するテレビ会議を実施したところ、概要は以下のとおりです。
- 各参加者は、ウクライナ情勢に関し意見交換を行い、強力な対露制裁とウクライナ支援を結束して継続していくとともに、エネルギー・食料の安定供給を確保すべく、連携して取り組んでいくことで一致しました。
- 岸田総理大臣からは、(1)ロシアのインド太平洋地域での動き、(2)エネルギー・食料の安定供給の確保に向けた取組、(3)中間国へのアウトリーチの重要性について説明しました。その中で、岸田総理大臣から、先般、アフリカ開発会議(TICAD8)を開催した際、ロシアによるウクライナ侵略への「深刻な懸念」を確認し、国際秩序の根幹を守り抜くべく、国際社会で一致して対応していく必要があることを強調した旨述べました。
- また、岸田総理大臣から、我が国は来年のG7議長国であり、強力な対露制裁とウクライナ支援をG7と同志国が結束して行っていけるよう議長として努力していきたい旨述べました。