ウクライナ

平成29年3月3日
(写真1)

 3月2日(木曜日)午後6時30分から約1時間半,岸信夫外務副大臣は,閣僚級招へいにて訪日中のアンドリー・パルビー・ウクライナ最高会議(国会)議長(H. E. Mr. Andriy PARUBIY, Chairperson of Verkhovna Rada (Parliament) of Ukraine)との間で,夕食を交え意見交換を行ったところ,概要以下のとおりです。

  1. 岸副大臣から,パルビー最高会議議長の初訪日を歓迎するとともに,本年はウクライナとの外交関係樹立25周年であり,パルビー最高会議議長の訪日を機会に二国間関係がさらに発展することを期待する旨述べました。
  2. パルビー最高会議議長から,今回の充実した訪日プログラム及びこれまでの日本の支援に謝意が表明されるとともに,本年の「ウクライナにおける日本年」を通じて,ウクライナ国民の対日理解及び対日関心が一層促進することを期待する旨述べました
  3. また,岸副大臣から,ウクライナの国内改革の重要性を指摘するとともに,改革加速に向けたパルビー最高会議議長の指導力に期待する旨述べました。これに対して,パルビー最高会議議長から,汚職対策,警察改革等,幅広い分野における改革の現状と成果につき説明があるとともに,改革加速に向け,引き続き努力していく旨の意思が示されました。
  4. 双方は,東アジアを含む地域情勢についても意見交換を行いました。

(参考)「ウクライナにおける日本年」

 2016年4月の日・ウクライナ首脳会談において,両首脳は,両国の外交関係樹立25周年にあたる2017年を「ウクライナにおける日本年」と位置づけることで合意。ウクライナにおいて様々な日本関連行事を実施予定。


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