ウクライナ
ウクライナ最高会議議員を含む汚職対策関係者一行による山田外務大臣政務官表敬
平成28年7月29日


7月27日17時45分から約30分間,山田美樹外務大臣政務官は,国際協力機構(JICA)によるウクライナ向け国別研修事業「汚職対策研修」に参加するため訪日しているウクライナ最高会議議員を含む汚職対策関係者一行(ユーリー・ソロチク・ウクライナ最高会議汚職防止・対策問題委員会事務局長(Mr. Iurii Sorochyk, Head of Secretariat, Committee on Preventing and Combating Corruption, Verkhovna Rada of Ukraine (Parliament))ほか7名)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 山田政務官から,一行の来日を歓迎し,我が国の対ウクライナ支援の基本方針を説明した上で,汚職対策がウクライナの国内改革の最重要分野であり,今後,研修員各位の活動が具体的な成果となって現れること,国内改革の一層の加速に向け,ウクライナが引き続き不退転の覚悟で取り組まれることを強く期待する,我が国はウクライナが改革を進める限り,幅広い分野で改革努力を後押ししていく旨述べました。
- ソロチク汚職防止・対策問題委員会事務局長からは,自分は昨年度のJICA研修に引き続き二度目の参加となるが,前回の研修内容を見直した上で,ウクライナ側のニーズに応えるプログラムを新たに用意していただき感謝している,1年前は汚職対策に関する法案を起草している状況であったが,その後法案は採択され,汚職対策に関する機関も設立されている,今回の研修を通じ日本の経験を学び,汚職対策をしっかりと実践していきたい旨発言がありました。