ウクライナ

平成27年3月27日
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 3月26日午後1時頃から約90分間,城内実外務副大臣は,戦略的実務者招へいにより訪日中のレオニード・イェメツ・ウクライナ最高会議(議会)議員(Mr. Leonid YEMETS, Peole's Deputy of Verkhovna Rada of Ukraine)との間で,昼食を交え意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,城内副大臣から,イェメツ議員の来日を歓迎するとともに,ウクライナ最高会議司法政策・法務委員会の副委員長を務める同議員に対して,ウクライナの司法改革支援を目的とした今回の訪日招へいの機会を十分に活用し,日本の司法制度,裁判制度,そして,司法改革の取組等につき理解を深めていただき,帰国後,同国の司法改革に活かしてほしい旨述べました。
  2. イェメツ議員からは,日本側の温かい歓待と充実したプログラムに感謝する旨述べるとともに,汚職対策を含めたウクライナの司法改革の現状について説明がありました。また,ウクライナの対日友好議員連盟会長として,両国の議員交流を含む,二国間関係の一層の発展に向けた意欲が示されました。
  3. 城内副大臣からは,日本は,情勢の平和的解決に向けて,G7との連帯を重視して積極的に取り組んでいく,また,同国の国内改革を後押しするために支援を継続する旨述べました。
  4. これに対して,イェメツ議員からは,ウクライナに対する日本の支援に深甚なる謝意が示されました。

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