スロバキア共和国

令和2年12月16日
(写真1)テレビ会談で発言する中西外務大臣政務官
(写真2)中西外務大臣政務官とクルス・スロバキア副外務・欧州問題相とのテレビ会談の様子

 12月15日午後6時から約30分間、中西哲外務大臣政務官は、クルス・スロバキア副外務・欧州問題相(Mr. Martin KLUS, State Secretary of the Ministry of Foreign and European Affairs of the Slovak Republic)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、中西政務官から、日本は、基本的な価値を共有し、堅調な経済成長によりEU内での存在感を高めているスロバキアを重視しており、昨年の安倍前総理スロバキア訪問、チャプトヴァー大統領訪日に加え、本年は日スロバキア交流100周年を迎えるなど、二国間関係強化の機運が高まっていることを歓迎する旨述べました。
  2. これに対し、クルス・スロバキア副外務・欧州問題相は、中西政務官の発言に同意するとともに、経済分野での二国間協力の進展を歓迎し、延期された100周年事業のフォローアップも含めさらに協力を進めていきたい旨述べました。
  3. クルス・スロバキア副外務・欧州問題相からは日本の新型コロナウイルス対策への成功につき評価の言葉があり、両者は、新型コロナウイルス感染症対策につき意見交換しました。また、「V4+日本」協力等についても議論し、引き続き緊密に協力していくことで一致しました。

[参考]V4(ヴィシェグラード4)
 ポーランド(現議長国)、ハンガリー、チェコ及びスロバキアによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設された。首脳、外相、高級事務レベルの対話に加えて、科学技術、第三国支援、防災、環境等の幅広い分野で「V4+日本」の協力が進められている。


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