スロベニア共和国
河野外務大臣とツェラル・スロベニア共和国副首相兼外務大臣との会談
平成31年2月16日


2月16日午前10時00分(現地時間。日本時間16日午後6時00分)過ぎから約30分間,第55回ミュンヘン安全保障会議に出席するためミュンヘンを訪問中の河野太郎外務大臣は,ミロ・ツェラル・スロベニア共和国副首相兼外務大臣(Dr.Miro CERAR, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of the Republic of Slovenia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,河野大臣とツェラル副首相兼外務大臣は,11年ぶりとなる外相会談の実施を歓迎し,自由,民主主義,法の支配といった基本的価値や人間の安全保障の理念を共有する重要なパートナーとして,経済分野を始めとする幅広い分野で二国間関係を活発化させていくことで一致しました。
2 また,河野大臣は,スロベニア政府が外国投資誘致のための行動計画の一部として日本を優先市場として位置づけてきたことを歓迎し,日EU・EPAの発効による一層の二国間関係の発展を期待する旨述べました。これに対し,ツェラル大臣から,日本企業による投資を歓迎し,ハイテク分野を始めとして協力を更に拡大していくことへの期待を表明しました。
3 また,ツェラル大臣は,日本の西バルカン地域への関与を歓迎し,両者は,西バルカン地域の安定やEU加盟に向けた支援で更に協力していくことで一致しました。
4 この他,両大臣は,地域情勢や安保理改革に向けた連携等について,幅広く意見交換を行いました。