ポーランド共和国
上川外務大臣によるドゥダ・ポーランド大統領への表敬
令和6年1月8日


現地時間1月8日午後3時30分(日本時間同日午後11時30分)から約45分間、ポーランド共和国訪問中の上川陽子外務大臣は、アンジェイ・ドゥダ・ポーランド共和国大統領(H.E. Dr. Andrzej DUDA, President of the Republic of Poland)への表敬を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から初めてドゥダ大統領とお会いできて嬉しい、ポーランドは価値と原則を共有する戦略的パートナーであり、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化すべく、緊密に連携していきたい旨述べました。また、能登半島地震の被害に対するお見舞いメッセージへの謝意を表しました。
- これに対し、ドゥダ大統領からは、上川大臣の初のポーランド訪問を歓迎したいと述べ、双方は両国の戦略的パートナーシップ関係が順調に発展していることを改めて確認しました。
- 双方は、本年はポーランド・日本情報工科大学の創立30周年、大統領の出身地であるクラクフの日本美術技術博物館(「マンガ」館)の設立30周年であることから、これらを契機としつつ、経済分野を含め二国間関係をさらに深めていくことで一致しました。
- さらに、上川大臣からは、中・東欧の雄であるポーランドとは、地政学的に重要なブカレスト9(B9)、三海域イニシアティブ(3SI)など地域のマルチ枠組みでの協力もしていきたい旨述べました。ドゥダ大統領からも、これまでの日本の協力への謝意が表明されました。
- その他、双方はウクライナや東アジア情勢を含む地域情勢について議論し、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。