欧州
ミハロス・ギリシャ経済・経済協力担当外務次官による城内外務副大臣表敬(概要)
平成26年10月1日


10月1日午前11時10分から約30分,城内外務副大臣はミハロス・ギリシャ経済・経済協力担当外務次官の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 城内外務副大臣から,昨年3月に,当時外務政務官として城内副大臣が会談を行ったケファロヤニ観光大臣に続くギリシャからの経済関係の要人の来日を歓迎する旨述べました。また,東日本大震災の際のギリシャからの心温まる多くの支援に感謝を述べました。
ミハロス次官は,御嶽山の噴火についてお見舞いを述べました。 - ミハロス次官は,ギリシャ経済が最悪期を脱して着実に回復していること,観光客も増えていること等について説明しました。さらに,同次官は,経済危機を受けて,各種改革が実施され,多数の国・公営企業が民営化されようとしていること,また,ギリシャが持つ同地域のハブ的な機能の強化により,外国企業の進出にとってギリシャが魅力的な国となっていること等について説明しました。
- 城内外務副大臣は,ギリシャが地理的な要路に位置することは外国企業に魅力的である等と述べ,双方は,両国が観光や,造船・船舶の分野を始めとして,2020年の東京オリンピック・パラリンピックにも向けて経済関係を強化していくよう努力していくことで一致しました。