ドイツ連邦共和国
「日独1.5トラック安全保障対話」の開催
令和6年11月13日
11月1日、東京において、「日独1.5トラック安全保障対話」が開催されました。
本対話は、日独両国外務省、日本国際問題研究所、ベルリン日独センター、コンラート・アデナウアー財団が共催し、国際社会における安全保障上の諸課題について、両国の政府関係者及び有識者が意見交換を行うものです。
公開セッションでは、田口精一郎外務省欧州局参事官、小木洋人地経学研究所(IOG)主任研究員、ヨハン・ヴァーデフール(Dr. Johann WADEPHUL)ドイツ連邦議会キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)会派副院内総務、ダニエラ・シュヴァルツァー(Prof. Dr. Daniela SCHWARZER)ベルテルスマン財団理事が登壇し、遠藤乾東京大学教授の司会の下、「ルールに基づく国際秩序の実現に向けた日独協力」とのテーマを中心に意見交換を行いました。
その他、非公開セッションにおいても、両国の政府関係者及び有識者が、欧州の安全保障情勢等について活発な議論を行いました。
(参考)日独1.5トラック安全保障対話の経緯
日独1.5トラック安全保障対話は、日独両国の関係強化と相互理解の増進を目的とし、2014年4月、安倍総理大臣のドイツ訪問に先立ち、ベルリンにて第1回会合を開催。日独を取り巻く安全保障環境について両国の政府関係者及び有識者が意見交換を行うもの。今回が第10回会合となる。