ドイツ連邦共和国

令和2年11月10日

 11月10日午後12時30分頃から約75分間、宇都隆史外務副大臣は、イナ・レーペル駐日ドイツ連邦共和国大使と懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、宇都副大臣から、お会いでき嬉しい、来年は日独交流160周年であり、新型コロナウイルスの感染拡大防止にも取り組みつつ、日独関係の活性化のため、レーペル大使と協力していきたい旨述べました。
  2. これに対し、レーペル駐日大使から、意見交換できることを嬉しく思う、本年は新型コロナウイルスのため、予定されていた多くの人的交流が中止となったが、引き続き日独関係の強化に努めたい旨の発言がありました。
  3. レーペル大使から、ドイツのインド太平洋ガイドラインの策定について説明があり、自由で開かれたインド太平洋の実現への支持が表明され、宇都副大臣から、同ガイドラインの策定を歓迎しました。両者は、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた日独間の協力を具体化していくことを確認しました。
  4. 両者は、新型コロナウイルス感染症に関する日欧双方の現状や対策について議論し、今後も緊密にやり取りを行っていくことで一致したほか、二国間関係に係る諸課題や、拉致問題を含む北朝鮮情勢等を始めとする地域情勢等についても意見交換を行いました。

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