ドイツ連邦共和国
「日独若手専門家交流事業」参加予定者による
松本外務大臣科学技術顧問(外務省参与)オンライン表敬
令和3年3月22日
3月11日、松本洋一郎外務大臣科学技術顧問(外務省参与)は、来年度に延期された「日独若手専門家交流事業」に参加予定のドイツ人若手専門家6名によるオンライン表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、松本顧問から、6名のドイツ人若手専門家との意見交換が実現したことを歓迎する旨述べるとともに、我が国の科学技術外交の概要について説明が行われました。
- また、松本顧問から、日・スイス共同研究等を例に挙げつつ、日本の水素社会実現に向けた取組を紹介するとともに、日独の連携の強化を期待する旨述べました。これに対し、ドイツ人若手専門家からは、水素の輸入やエネルギー関連施設の再活用などについて質問があり、松本顧問との間で活発な議論が行われました。
- 最後に、ドイツ人若手専門家から、自身の研究のバックグラウンドや携わっているプロジェクトに関する説明が行われるとともに、訪日に対する高い期待が表明されました。
〔参考〕
「日独若手専門家交流事業」は、科学分野で先進的な役割を果たしている日独間の協力関係の構築及び相互理解の促進を目的として、外務省が毎年ドイツから若手専門家を招へいし、日本の研究機関や民間企業を視察する機会を提供するもの。ドイツ連邦教育研究省による日本人研究者のドイツへの招へい事業と対になっている。
本年度は、「CO2フリーの水素技術」をテーマに、24回目となる事業の実施を予定していたが、新型コロナウイルス感染症を巡る状況を踏まえ、同事業を来年度に延期した上で、参加予定者による松本顧問オンライン表敬を実施することになった。