ドイツ連邦共和国
日独外相会談
平成27年4月15日


4月14日(火曜日)13時45分(現地時間)から約40分間,G7外相会合出席のためリューベック(ドイツ)を訪問中の岸田文雄外務大臣は,フランク=ヴァルター・シュタインマイヤー・ドイツ連邦共和国外務大臣(H.E. Dr. Frank-Walter Steinmeier, Federal Minister for Foreign Affairs, Germany)と会談を行ったところ,概要以下のとおり。
1 冒頭
シュタインマイヤー外相から,岸田大臣の来訪を歓迎する,ブッデンブローク・ハウス(トーマス・マン記念館)を訪問いただいたが,リューベックへの御関心に感謝すると述べた。これに対し岸田大臣から,日独は本年と来年のサミット議長国として,ウクライナ情勢を含め,より一層連携していきたい旨述べ,両外相は,協力を更に強化することで一致した。
2 ウクライナ情勢
岸田大臣から,ノルマンディー・フォーマットでの独の外交努力を支持する旨述べた。シュタインマイヤー外相からは,前日開催されたノルマンディー・フォーマット外相会合について詳細な説明がなされ,また,日本の対ウクライナ支援への高い評価が表明された。両外相は,ミンスク合意の実施の重要性で一致するとともに,日独間で今後の対ウクライナ政策について引き続き緊密に調整していくことを確認した。
3 その他
両外相は,アジア情勢についても意見交換を行った。