ドイツ連邦共和国
日独外相会談
平成29年4月11日



4月11日12時10分(現地時間)から約20分間、G7外相会合のためルッカ出張中の岸田文雄外務大臣は、ジグマー・ガブリエル独連邦副首相兼外務大臣(H.E. Mr. Sigmar GABRIEL, Vice-Chancellor and Federal Minister for Foreign Affairs) との間で,初めてとなる外相会談を行ったところ、概要以下のとおりです。
- 冒頭岸田大臣から,2月にボンで行われたG20外相会合の成功への祝意を述べました。また,日独が基本的価値を共有し,国際社会の諸課題への対応において,アジアと欧州を牽引する重要なパートナーとして連携を深めてきたことに言及しつつ,ガブリエル大臣のアジア重視の姿勢を高く評価しました。
これに対し、ガブリエル外相は,G20外相会合の際の協力に感謝する、岸田大臣の発言に同意する、日独の立場は多くの問題で共通している旨述べました。 - 両大臣は,国際社会が多くの困難な課題に直面する中,日独の連携が一層重要さを増しており,今後緊密に連携していくことで一致しました。
- このほか、東アジア情勢等について議論するとともに,日独二国間関係の一層の進展に向け,引き続き協力していくことで一致しました。また、両外相は,日EU・EPAの早期大枠合意を実現するために緊密に連携していくことで一致しました。