リトアニア共和国
滝沢外務大臣政務官のビリニュス訪問(結果)
5月24日~25日,滝沢外務大臣政務官は,リトアニアのビリニュスを訪問し,日本も共催する「アジア欧州会合(ASEM)女性の経済的エンパワーメントに関する会合」に出席したほか,各国・国際機関の要人との会談等を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 「ASEM女性の経済的エンパワーメントに関する会合」
2 各国要人・国際機関関係者との意見交換

また,滝沢政務官は,リンケビチュウス・リトアニア外務大臣を表敬訪問し,経済・観光分野における二国間関係の強化や地域情勢,国際場裏における協力等につき意見交換したほか,ククライティス・リトアニア社会保障労働大臣,ラクシュミ・プリUN Women政府支援戦略パートナーシップ担当事務局次長と女性政策の推進をはじめとする国際場裏における協力等につき意見交換を行いました。
3 杉原記念館訪問及びカウナス市関係者との意見交換

5月25日午後,滝沢政務官は,カウナス市にある杉原記念館を訪問し,同市関係者及び、杉原「命の外交団」財団理事長等と会談し,杉原記念館の現状と老朽化による修繕における課題について説明を受けるとともに,今後の協力強化等について意見交換を行いました。
(参考1)ASEM女性の経済的エンパワーメントに関する会合
リトアニアがイニシアティブを執り,ASEMの枠組みで開催。女性の経済的エンパワーメントに関し,政策面及び市民社会における取組等に関し,政府関係者や専門家の間で意見交換を行った。日本は,安倍政権が国内外で推進する女性のエンパワーメントに係る積極的な取組との協働を要望するリトアニアと共に,同分野における事業実施のための共同提案国となり,今次会合を共催。
(参考2)杉原記念館
日本が第二次大戦前に設置していた在カウナス(リトアニア第二の都市)領事館に勤務(1939年7月から1940年8月まで)していた杉原千畝副領事が,ナチスに迫害されたユダヤ人に対し日本通過ビザを発給し,多数の命を救ったとする行為は広く知られている。この旧日本領事館事務所を,1999年にリトアニアにて設立された杉原「命の外交官」財団が購入し,現在は記念館として運営されている。