英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
日英包括的経済連携協定の大筋合意
令和2年9月11日
                        
                     テレビ会談中の茂木外務大臣
                                
                                テレビ会談中の茂木外務大臣
                         茂木外務大臣とトラス英国国際貿易大臣とのテレビ会談
                                
                                茂木外務大臣とトラス英国国際貿易大臣とのテレビ会談
                        9月11日、午後4時頃から約10分間、茂木敏充外務大臣は、エリザベス・トラス英国国際貿易大臣( The Rt Hon Elizabeth Truss MP, Secretary of State for International Trade and President of the Board of Trade of the United Kingdom)との間でテレビ会談を行い、日英包括的経済連携協定(the Japan-UK Comprehensive Economic Partnership Agreement)について大筋合意に至ったことを確認しました。
- 冒頭、茂木大臣から、8月以来、トラス大臣にお目にかかれて嬉しい、事務方の協議が進んできているので、本日はトラス大臣との間で大筋合意を達成できるようにしたい旨述べ、その後、両大臣による議論の結果、日英包括的経済連携協定が大筋合意に至ったことを確認しました。
- 日英包括的経済連携協定は、EU離脱後の英国との間で、日EU・EPAに代わる新たな貿易・投資の枠組みを規定するものです。本年末の移行期間終了までに本協定を締結することができれば、日EU・EPAの下で日本が得ていた利益を継続し、英国にある日系企業のビジネスの継続性を確保することが可能となります。
- 我が国にとって、英国は、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有するグローバルな戦略的パートナーです。また、英国は我が国にとっての重要な貿易・投資相手国でもあります。本協定の締結により、英国との協力関係が一層深化することが期待されます。


