アフリカ
アフリカ各国在京大使館・留学生向けシティ・ツアーの開催
12月6日,外務省及び国土交通省は,来年8月に横浜で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に向けたアフリカ各国への日本の「質の高いインフラ」のPRの一貫として,アフリカ各国向けの「シティ・ツアー」を開催しました。
今回は,在京アフリカ大使等(14か国18名)に加え,中長期的な人材育成の観点から,アフリカからの留学生(4か国4名)にもご参加いただきました。
参加者は,品川駅北周辺地区の開発予定地や八王子南バイパスにおけるトンネル掘削の現場を視察しましたので,その結果概要をお知らせします。
1 開催日
平成30年12月6日(木曜日)
2 主催
外務省,国土交通省(共催)
3 出席国
アンゴラ,ベナン,コンゴ共和国,コードジボワール,エチオピア,リビア,モザンビーク,セネガル,タンザニア,トーゴ,チュニジア,ウガンダ,ザンビア,ジンバブエ
計14か国18名(太字は大使出席国)
(注)上記に加え,エジプト,エチオピア,ケニア,ウガンダからの留学生4名が参加
4 結果


(1)国土交通省幹部とアフリカ各国在京大使等との意見交換等(国土交通省)
冒頭,阿達政務官より,アフリカの課題解決に資する我が国の「質の高いインフラ」を,ローカル人材の育成につながる「MADE WITH JAPAN」で目指していきたい旨挨拶を行いました。
意見交換では,来年8月,TICAD7に合わせて国土交通省が開催する「日・アフリカ官民インフラ会議」に,各国のインフラ担当大臣に是非出席いただきたい旨等,政務官から伝えました。


(2)現地視察:品川駅北周辺地区開発(品川)
現場に隣接する事務所にて,JR東日本から,山手線新駅(高輪ゲートウェイ駅)を含む品川駅北周辺地区の模型を用いて開発計画に関する説明が行われた後,現場を一望しました。在京大使等からは,開発計画に至る経緯や予定されている国際水準の住空間の計画,新駅開業による効果等に関心が示されました。


(3)現地視察:国道20号八王子南バイパス工事現場(八王子)
八王子南バイパスの工事現場では,シールド工法によるトンネル掘削現場の視察を行いました。在京大使等からは,シールド工法の技術や,トンネル周辺の土地に建っている住宅等への音・振動による影響が少ないこと等について関心が示されました。