タイ王国

平成30年3月22日

 岡本外務大臣政務官は,3月21日,タイを訪問し,ウィラサック外務副大臣と会談したほか,在タイ国際機構邦人職員と意見交換を行うなどしたところ,概要は以下のとおりです。

1 ウィラサック外務副大臣との会談

 本政務官は,21日,ウィラサック外務副大臣(H.E. Mr. Virasakdi Futrakul, Deputy Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Thailand)との会談を行いました。

 岡本政務官は,北朝鮮情勢に関する日本の立場について説明した上,安保理決議の完全な履行を確保して「抜け穴」を作らないことの重要性を強調し,タイにおける包括的な輸出管理法整備の努力を評価しました。このほか,幅広い二国間・多国間のトピックについて意見交換を行いました。

 ウィラサック副大臣からは,北朝鮮情勢に関するタイの立場及びタイの新たな大量破壊兵器関連品目貿易管理法案の状況の説明,また,ACMECS議長国として,地域の主要なパートナーの日本に期待を持っている旨の発言がありました。

2 その他

(1)在タイ国際機構邦人職員との意見交換

 岡本政務官は,タイに所在する国際機構に勤務する邦人職員との懇談会を開催し,意見交換を行いました。岡本政務官は,国際機構で活躍する邦人職員を激励し,更なる活躍への期待を表明しました。

(2)タイ金融有識者との意見交換

 岡本政務官は,タイ金融有識者との懇談会を開催し,タイにおける日系企業の状況や東南アジアの金融事情などについて意見交換を行いました。

(3)タイ税関視察

 岡本政務官は,東南アジア有数の大空港であるスワンナプーム空港を訪問し,航空貨物に関する通関業務など,タイの輸出管理の現場を視察しました。


タイ王国へ戻る