ビザ
薗浦外務副大臣の平成28年度外国人の受入れと社会統合のための国際ワークショップへの出席
平成29年3月1日

- 3月1日,外務省は,国際移住機関(IOM)との共催,東京都及び(一財)自治体国際化協会(クレア)の後援の下,東京ウィメンズプラザホールにおいて,登壇者等16名及び一般参加者164名の計180名が参加して,「多文化共生社会に向けて 外国人女性の生活と活躍を中心に」のテーマで標記ワークショップを開催しました。
- 冒頭,薗浦健太郎外務副大臣による開会のあいさつが行われました。薗浦副大臣からは,今回は,日本に暮らす外国人の中でも特に「女性」に焦点を当て,外国人女性の働き方と生活,それらと日本について考えていくことが議論の目標である,今回の議論が,外国人の活力が我が国の経済・社会・文化それぞれの分野で発揮されるための土台としての生活の環境がどうあるべきか,外国人女性の活躍をどのように支え,またそれを日本社会の活性化にいかに活かすことができるか,改めて考えていただく機会となれば幸いである旨,述べました。
- 開会のあいさつの後,ウィリアム・レイシー・スウィングIOM事務局長による基調講演があり,グローバルな観点から,移住女性の現状と問題,対応すべき政策等についての知見が披露されました。続いて,2名の海外招へい者による講演として,鄭美愛(ジョン・ミエ)・韓国国民大学日本学研究所研究教授から,韓国における多文化家族支援制度について,また,フィリピンのドキュメント・フォトグラファーであるシザ・バカニ氏から,女性家事労働移民から活躍の道を開いた経験について,それぞれプレゼンテーションが行われました。