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平成18年12月
アフリカ・アジア・ビジネスフォーラム(AABF)は、アフリカとアジアの企業に商談機会を提供し、合弁事業、フランチャイズ、特許、技術移転等の様々な取引を可能とするビジネスパートナーを見つけるための機会をご提供するものです。第二回アフリカ開発会議(TICAD II)において、アジア・アフリカ間での貿易・投資を増大させるために発表され、これまでに第1回を1999年にマレーシア(クアラルンプール)で、第2回を2001年に南ア(ダーバン)で、そして第3回を2004年にセネガル(ダカール)で開催されており、第1回、2回は二百数十名規模、第3回は百数十名規模のアジア・アフリカ企業関係者の参加を得ました。
世界銀行の統計によれば、アフリカのアジアへの輸出は、規模は依然として小さいものの、過去12年間、著しい伸びを示しています。アフリカの輸出のうち、15%がアジア向けであり、年間約10%のペースで成長しています。これはEU向け、あるいは米国向けの輸出増加率よりも高くなっています。また、アジア諸国もアフリカ諸国からの輸入を増やしています。
AABF IVは、日本政府とTICAD共催者であるアフリカのためのグローバル連合(GCA)、国連アフリカ担当事務総長特別顧問室(OSAA)、国連開発計画(UNDP)及び世界銀行に、日本貿易振興機構(JETRO)からの協力、国連工業開発機関(UNIDO)からの技術的支援を受け、タンザニアの首都ダルエスサラームで開催します。
フォーラムにおいては、UNDPが参加企業の希望に応じて、パートナー企業との事前マッチングを実施、参加企業は3日間に渡って効率的に商談を行うことが可能です。また、現地で参加企業と新たな商談をセットいただくことも可能です。
(1)開催日時:
2007年2月12(月曜日)~14日(水曜日)
(2)開催場所:
ダル・エス・サラーム(タンザニア)
キリマンジャロ・ホテル・ケンピンスキ(Kilimanjaro Hotel Kempinski)
※オープニングの2月12日午前中には、政府機関(JICA、JBIC、JETRO)による対アフリカビジネス支援策の紹介及びジェトロ主催による「日本企業のアフリカビジネスの現状と今後の可能性」をテーマとしたパネル・ディスカッションを予定しています。
※同フォーラムに引き続き、2月14(水曜日)~16日(金曜日)には、中小企業金融シンポジウムが開催されます。
(4) 申し込み方法
参加を希望される企業は、下記の担当者までご連絡ください。参加申込書を送付させていただきます。1月12日(金曜日)までに所定の参加申込書に記入いただき、参加申込書をご提出ください。選定条件をクリアした企業には招待状が発送されます。
※企業の活動分野、実績、財務状況等を総合的に判断した上で選定させていただきます。
(5)対象分野
農業、食品加工、衣料品、健康・医薬品、家具、機械、建設、輸送、観光、環境、エネルギー、鉱業、手工芸品(※その他の分野についても、今後の成長の可能性などを考慮し、ケース・バイ・ケースで検討されます。) なお、企業の社会的責任(CSR)、知的財産権の保護、持続可能な開発を重視し、アフリカで事業展開をしているアフリカ域外に拠点を置くアフリカ人企業家や、女性の企業家といった方々も参加予定。
(6)対象国
(7)商談
フォーラムは、1対1のビジネス交渉の形式で行われ、各参加企業につき、4~10社との1対1のセッションが組まれます。金融分野の専門家、また、本フォーラムのマネージメントの専門家が、企業間の交渉が効率的に行われるようサポートします。
また、「英語―フランス語」間の交渉セッションでは、使用言語の問題が生じないよう、通訳サービスがご利用頂けます。
なお、製品や資料を展示するためのブースもご利用いただけます。(有料)
(1)フォーラム参加のための4日分の宿泊場所と食事の提供。
(2)空港送迎。
(3)展示及びビジネス交渉に使用する商品サンプルを持ち込む場合の、タンザニア政府に対する税関手続簡素化(調整中)。
(※なお、ダルエスサラームまでの渡航費は自己負担となります。)
取引成立後、その実施をモニター・促進するためのフォローアップ・メカニズムが設けられています。フォーラムで成立した取引は、引き続き行われる中小企業金融シンポジウムにおける融資スキームの対象として検討されます。
また、フォーラム終了後、今後も参加企業がAABFフォーカル・ポイントと連携ができるよう、各国内に「連絡交友会」(Alumni association)が立ち上げられます。
外務省中東アフリカ局アフリカ第二課
網谷(アミヤ)、水元(ミズモト)
電話: 03-5501-8317
Fax: 03-5501-8318
E-mail: aabf4@mofa.go.jp
なお、TICAD及びAABF IVに関する追加情報が必要な方は、以下のウェブサイトを御参照下さい。
http://www.undp.org/ticad2/
http://www.ticadexchange.org