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日タイ修好120周年
知ってる?タイと日本

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泰日協会学校

 海外で生活する子どもたちに日本国内にいるのと同等の教育を受けさせることができるように、世界各地に日本の在外教育施設が設置されています。在外教育施設の一形態である日本人学校は文部科学大臣から認定を受けた全日制の教育施設であり、世界50の国・地域に85校あります(平成18年4月15日現在)。バンコク日本人学校は日本人学校のなかで最も長い歴史を持ち、生徒数も2288人(平成18年5月1日現在)と最大規模となっています。

創立と沿革

 現在の泰日協会学校の前身となる盤谷尋常小学校は、1926年(大正15年)に創立されました。その後1946年(昭和21年)に第二次世界大戦の終結に伴って閉鎖されましたが、日本語による教育を望む声を受けて1956年(昭和31年)日本大使館内に「在タイ日本国大使館附属日本語講習会」という名称で新たに開校され、それ以降も数回の改称、中学部の併設を経て1972年(昭和47年)にバンコク日本人学校となりました。
 1974年(昭和49年)7月24日には、タイ国私立学校法第20条1項の適用により、タイ国政府から正式に義務教育学校として認可を得ることができました。これは、正規の学校設立を望む邦人の願いを受けた、日本とタイの友好・親善・協力団体である泰日協会の努力によるものです。これによって名称も『泰日協会学校』となりました。しかも、「日本語による日本国内に準ずる教育を…」という在留邦人の願いがタイ国行政機関に聞き入れられ、「母国語による教育を認める」という数少ない「特定学校」として認定されています。児童生徒増に伴い校地を移転するなど幾多の課題を乗り越えながら、1982年(昭和57年)にはラマ9世通りの現在地に校舎を新設し現在に至っています。

教育課程

 泰日協会学校は日本人学校として文部科学省の認定を受けているため、日本から派遣された教員によって日本国内の小・中学校と同様の授業が行われています。教科書も日本国内にいる場合と同様に無償配布されています。一方タイ国政府からの認可も受けているために週1時間のタイ語の授業が必修となっており、他にも国際性豊かな日本人育成のために小学部3年生から中学部3年生には週2時間の外国人教員による英会話学習が行われています。またタイは1年中高温ということもあり年間を通じて週1時間水泳の授業があったり、毎年現地の小・中学校と交流会があったりと、日本国内の小・中学校とは異なった特色もあります。

リンク
 泰日協会学校公式ホームページ http://www.tjas.ac.th/他のサイトヘ

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