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平成19年9月25日
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9月26日、日本とタイは1887年に日タイ修好宣言を東京において締結し、両国の外交関係が樹立して120周年を迎える。
本年はじめのオープニング行事から、日本とタイの両国の政府は、民間部門と協力をしながら様々な事業や活動を計画してきた。
9月25日、東京において、伊原外務省南部アジア部参事官とソンポンタイ外務省東アジア局次長の共同議長により日タイ修好120周年第4回日タイ共同作業部会が開催された。
同部会では、記念事業認定について検討し、300件近く掲載されている記念事業カレンダーを添付のとおりとりまとめた。主要な記念事業に係る情報は以下のとおり。
(1)修好宣言が調印された9月26日に両国の首都において、記念事業が開催される。タイ政府は、秋篠宮殿下御臨席の下、サワニット・コンシリ外務副大臣により日本国民に対してタイ・パビリオンを贈呈する。同日、日本側の実行委員会は日本・ASEANフェスティバル・オーケストラ演奏会をバンコクのタイ文化センターで開催する。また、日タイ修好120周年記念レセプションが、バンコクと東京において開催される。
(2)9月22日には、日本側はバンコクにて記念彫刻を寄贈した。記念彫刻は、日本人彫刻家の宮田亮平の手によるものである。
(3)日本側は、日タイ経済連携協定の発行を視野に11月に経済に関するシンポジウムを開催する。
(4)日本郵政公社とタイ郵政公社は、9月26日に記念切手を発行する。
(5)日本側は、12月8日にバンコクにおいて修好年の最後を飾る事業として大規模な文化交流行事の開催を準備中である。この事業は様々な日本のお祭りからなっている。