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ラヴロフ・ロシア連邦外務大臣による町村官房長官への表敬

平成19年10月23日

 町村官房長官は、10月23日午後5時頃から約25分間、ラヴロフ・ロシア連邦外務大臣の表敬を受けたところ、概要以下のとおり。

  1. ラヴロフ外務大臣から、概要以下のとおり述べた。

    (1)ロシアにおいても最近政府の交代があったが、日露関係を促進させるという対外政策は不変である。

    (2)日露関係は、実務分野、貿易経済、投資、政治対話、人的交流といったあらゆる分野で順調に伸びている。また、国際問題に関して、日露が、テロとの戦い、組織犯罪対策、麻薬取締、大量破壊兵器の拡散防止に共同で取り組んでいることを評価する。

    (3)領土問題については、プーチン大統領が安倍前総理に対して述べていたとおり、ロシアはこの問題の解決に努力しているし、この問題を凍結することはない。双方にとって受入可能な解決策を見いだす必要があり、それは両国の世論が受け入れるものでなければならない。そのための雰囲気作りが必要である。

    (4)北朝鮮による拉致問題については、ロシアとして北朝鮮に対して問題解決のための働きかけを行っている。

  2. 町村官房長官から、概要以下のとおり述べた。

    (1)安倍総理から福田総理に代わったが、日露関係を発展させたいとの思いは変わらない。

    (2)北方領土問題について、相互に受入可能な解決策を見いだすため、高村外務大臣と良い会談ができることを期待する。

    (3)北朝鮮問題については、六者会合を含めた様々な場で拉致問題を含めた諸問題について北朝鮮との間で話を続けている。

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