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野田総理とツバル首脳との二国間会談
平成24年5月25日
（写真提供： 内閣広報室）
本25日午後7時より，第6回太平洋・島サミットに出席するため，沖縄県名護市を訪問中の野田佳彦内閣総理大臣は，ウィリー・テラビ首相 (Hon. Willy Telavi， Prime Minister of Tuvalu)と首脳会談を行ったところ，概要は以下のとおりです。
- 冒頭，野田総理より，テラビ首相の初来日を心から歓迎し，ツバルとの友好関係を更に強化したい旨述べました。これに対し，テラビ首相より，温かいもてなしと，これまで日本からツバルに行われた多大な支援に対する深い謝意の表明がありました。
- さらに，テラビ首相より，教育分野，海上輸送，海洋資源の利用について日本との協力関係を緊密なものとするとともに，ツバルとしては，国際場裡，特に環境や気候変動の分野での日本の立場を支持し，協力を一層強化したいと述べました。
- これに対して，野田総理より，ツバルが気候変動や異常気象等の影響を受けやすく，困難に直面していることを承知していると述べた上で，昨年の干ばつの際に供与した淡水化装置がツバルの水不足問題の解決に貢献することへの期待を表明しました。さらに，野田総理より，テラビ首相から言及があった分野については，可能な限り協力したい旨，また，気候変動への対応を含め，地域・国際社会の課題解決に向けても引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。また，東日本大震災に際するツバルからのお見舞いと支援に改めて感謝を表明しました。
- 最後に，両首脳は，両国の協力関係を一層発展させていくとともに，明日の第6回太平洋・島サミットを成功させるため協力することで一致し，会談を了しました。
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