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「太平洋・島サミット」ふれあいトーク
(於 ホテル札幌ガーデンパレス)

平成21年5月6日

 5月6日、橋本外務副大臣は高橋北海道知事と共に、北海道庁、外務省共催の島サミット事前広報イベント「太平洋・島サミット」ふれあいトーク(於 ホテル札幌ガーデンパレス)に参加したところ、概要以下のとおり。

(写真) (写真)

1.橋本外務副大臣から、太平洋・島サミットについて以下のとおり説明しました。

(1)「太平洋・島サミットとは?」

 太平洋・島サミットは、太平洋の14カ国・2地域の大統領や首相を日本へ招待し、太平洋の島国が直面する課題について、首脳レベルで話し合う会議です。このサミットでは、気候変動の影響や多くの問題を抱えている島国に対し、日本の貢献策を打ち出すなど、日本と太平洋の島国との友好関係を強化する絶好の機会となっています。

 1997年に橋本総理が東京で第1回会議を開催し、今回の第5回会議は、「We are islanders-エコで豊かな太平洋」をキャッチフレーズに、麻生総理が北海道のトマムで開催することとなっています。

(2)「太平洋・島サミットを北海道で開催する意義とは?」

 北海道と太平洋の島国は、厳しい気候などの自然環境を克服しつつ経済的・社会的発展を目指す等共通する背景を有しています。

 昨年洞爺湖で開催されたG8サミットでは環境問題が重要な議題の一つとして話し合われました。今回の太平洋・島サミットでも環境問題は重要なテーマの一つです。日本の環境問題への更なる取組を北海道で再度話し合うことは、洞爺湖からトマムへの繋がりを意識するためにも重要です。

2.更に橋本副大臣から、2月に実施したキリバス訪問について、スライドを交えつつ説明しました(概要はこちら)。

3.高橋北海道知事からは、北海道と島国との関係や、北海道の国際会議誘致等について説明があり、最後に橋本副大臣から、今回の島サミットでは、環境問題等北海道から多く学べる点もあり、成功に向けて政府としても努力したい旨述べ、高橋知事から、会議そのものは政府の問題であるが、地元としてはおもてなしの心で各首脳を歓迎したいと述べ、予定時間を超過して終了しました。

4.なお、当日は会場の地元である小林占冠村長及び村議会議長も参加したため、急遽司会より、適宜地元の準備状況等コメントを求める等、活発なやり取りが行われました。

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