アジア

平成25年8月27日
 8月24日(土曜日)から26日(月曜日)まで、高村正彦自民党副総裁(元外務大臣)は、インドネシア共和国を訪問しました。その概要は以下のとおりです。
 
1. 25日、高村副総裁は、両国間の文化・人的交流促進のため、ギナンジャール大統領諮問委員会委員、ロイ・スルヨ青年・スポーツ大臣等のインドネシア政府要人とともに、日・インドネシア外交関係樹立55周年の記念行事として開催された大相撲ジャカルタ巡業(注)を観戦し、その関連行事に出席しました。
 
2. 26日15時30分から約30分間、高村副総裁は、ユドヨノ大統領へ表敬を行いました。高村副総裁から、今回の訪問は、本年1月の安倍総理のジャカルタ訪問および7月の参議院選挙の結果を受けて、両国の「戦略的パートナーシップ」を政治・経済のみならず、文化・人的交流を含むあらゆる分野で一層強化することを図るものである旨述べました。また、経済分野に関して、高村副総裁から、経済協力や民間投資を通じて、日・インドネシア間の協力をより高度なものとし、互恵的な関係を築いていきたい、そのための大統領の指導力に期待し、感謝する旨述べました。これに対し、ユドヨノ大統領から、高村副総裁の訪問に謝意が表明されるとともに、両国の一層の協力を一層強化していきたい旨述べました。
 
3. 26日9時10分から約30分間、高村副総裁は、ジョコ・ウィドド・ジャカルタ首都特別州知事と意見交換しました。高村副総裁から、9月上旬に「ジャカルタ日本祭り」が予定されており、ジャカルタ首都特別州政府の協力に感謝する旨述べたほか、両者は、地下鉄、下水道をはじめとするジャカルタ首都圏のインフラ整備で協力していくことで一致しました。
 
(注)本件大相撲ジャカルタ巡業は、日・インドネシア外交関係樹立55周年に当たる本年、その記念行事の一つとして、8月24日及び25日の両日にわたり、東南アジア地域及びイスラム圏で初めて開催されたものです。
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