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平成25年8月20日
集合写真
質疑応答
 JENESYS2.0の一環として,7月30日から8月8日まで訪日した在韓公館選抜事業 韓国青年訪日団約90名が,7月30日午後,外務省の森本日韓交流室長を訪問しました。
 
 冒頭,森本室長から歓迎の言葉を述べ,日韓関係は難しい問題を抱えているが,相互理解を深めることが重要であり,今回の訪日研修で様々な経験を通じて,日本を理解する機会になることを期待する旨,挨拶しました。
 
 続いて,訪日団を代表して中央大学の千宰桓(チョン・ジェファン)君及び公州錦城女子高等学校の丁珍景(チョン・ジンギョン)さんが研修の抱負を述べました。千宰桓君は,日本と韓国は21世紀には文化的,経済的,社会的に共に歩んでいくパートナーであるとし,2011年の東日本大震災の際には韓国がいち早く援助活動を行い,韓国の「情」と日本の「絆」を感じることができた,今回のプログラムを通じて日本の文化の根本的な要素を発見,探索し,韓国に戻り広く知らせる契機にしたい,さらに文化交流で日韓関係をさらに強固なものにしていきたいと述べました。丁珍景さんは,研修を通じ日本の伝統について深く学び体験したい,日本の学生との交流の機会に,自分とは違う見方を共有する対話の場としたい,帰国後には日本の魅力についてSNSを通じて多くの人に広げ,日本に対して誤解している人の考えを少しでも変えられるように努力し,日韓が更に近づく土台を整え,強い連帯感を持ち,ヨーロッパのように共に歩むアジアになるのに役立ちたいと述べました。
 
その後,質疑応答の時間には,訪日学生達から,日韓関係改善のための外務省の努力,領土問題に対する日本政府の見解,大学生による外交諮問団の有無,日本の学生の就職状況等について質問があり,森本室長から回答しました。
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