アジア
パキスタン総選挙への我が国選挙監視団の派遣(概要)
平成25年5月15日
5月11日,パキスタン総選挙及び州議会選挙が行われました。我が国は,5月8日から13日まで,田中信明元駐パキスタン大使を団長とする16名からなる我が国選挙監視団を派遣しました。監視団は,首都イスラマバード,ラワルピンディ、マリー,ジェーラム,ラホール,カラチにおいて,14選挙区95投票所の選挙監視活動を行いました。パキスタンにおいて,文民政権が任期を全うした後に総選挙が実施されたのは初めてのことであり,民主主義の定着にとって大きな一歩となったと考えられます。
1.監視団の活動
(1)監視団は,選挙管理委員会やEU選挙監視団長を訪問し,意見交換を行いました。
選挙管理委員会総務局長との意見交換
EU選挙監視団長との意見交換
空の投票箱を封印する投票所の管理官
投票者には二重投票防止のためのインクを付着する
各地での監視活動
各地での監視活動
多くの投票者が列を作った
女性用投票所でも多くの投票者が列を作った
開票作業を行う選挙監視委員会の女性