アジア

平成25年4月8日
挨拶をする鈴木副大臣
懇談の様子
集合写真
 JENESYS2.0の韓国第一陣として3月28日から4月6日まで訪日している韓国大学生約30名(団長:宋浣範(ソン・ワンボム)高麗大学日本研究センター教授)が,5日午後,外務省を訪問し,鈴木俊一外務副大臣を表敬しました。
 
 冒頭,鈴木外務副大臣から歓迎の言葉を述べ,JENESYS2.0の趣旨や目的を改めて説明すると共に,訪日学生達が,今回の経験を機に日本について更に関心を持ち,今後,留学や旅行の機会を積極的に検討すると共に,両国関係発展の架け橋となるような「知日派」になってくれることを心から期待する旨挨拶しました。
 
 つづいて,訪日学生を代表して梨花女子大学の趙僖卿(チョ・ヒギョン)さんから研修報告がありました。趙僖卿さんからは,訪問先である長野市での文武学校や善光寺等の各種視察,文化体験や地元企業(食品関係)の訪問等を通じて,日本の発展した地方文化を味わうことができたこと,特に長野市鬼無里でのホームステイを通じて,日本に第二の家族ができたので,この絆を大切にしていきたいとの話があるとともに,都内では,和菓子作り等の文化体験に加えて,企業訪問(アパレル関係やIT関係)を通じて日本企業の哲学や重視する価値等について聞く有意義な機会を得たこと,更には日本の大学生と一緒に「クールジャパン探し」を行う中で,日本の新たな魅力を発見することができたとの話がありました。また,最後に今回の訪問で感じた日本の魅力を帰国後に多くの人に知ってもらえるよう,また日韓両国関係が良い方向に発展するよう努力していきたいとの挨拶がありました。
 
その後,質疑応答が行われ,訪日学生達からは,安倍政権の経済政策や日本外交において重視する点等について質問があり,鈴木副大臣から回答しました。

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