大洋州
第8回日豪会議(概要)
平成25年3月1日
3月1日、東京において、第8回日豪会議が開催。日豪両国の政、官、財、学界の有識者約40名が出席し、人的・教育交流、経済・科学技術、政治・安全保障の各分野における日豪関係の強化に向けた施策について意見交換を行いました。日本側からは、岸田文雄外務大臣他、豪州側からは、マールス外務政務次官兼太平洋島嶼国担当政務次官(当時)他が出席しました。その概要は次のとおりです。
1.出席者
(1)日本側
岸田文雄外務大臣(昼食会挨拶)、三村明夫新日鐵住金取締役相談役(共同議長。日豪経済委員会会長)、逢澤一郎衆議院議員(元外務副大臣、日豪友好議連事務局長)、川口順子参議院議員(元外務大臣)、伊藤元重東京大学教授、小倉和夫青山学院大学特別招聘教授、野上義二国際問題研究所理事長、白石隆政策大学院大学学長他。
(2)豪側
ロッド・エディントン豪日経済委員会会長(共同議長。豪日経済委員会会長)、マールス外務政務次官兼大洋州島嶼国担当政務次官、ティム・レスター・アレンズ・リンクレーターズ・パートナー、ヘザー・リドウト豪州銀行理事、アラン・デュポン・シドニー大学国際安全保障研究所所長、ジョン・デントン・チャンバースウェストガース法律事務所パートナー、ブルース・ミラー在京豪大使他。
2.会合の流れ
(1)基調講演
昼食会の際に、岸田外務大臣による挨拶、マールス豪外務政務次官によるスピーチが行われた。
(2)個別セッション
エディントン共同議長,三村共同議長が冒頭発言を行った後、人的交流(「アジアの世紀における豪州」白書、人的・教育交流の強化、日本語教育等)、経済・科学技術(安倍内閣の経済政策、イノベーション、規制改革、日豪EPA/FTA,日本のTPP参加問題等)、政治・安全保障(地域情勢、中国の台頭、日豪安全保障・防衛協力等)について、参加者間で忌憚のない意見交換を行った。