欧州
安倍昭恵総理夫人のアイルランド訪問
(平成25年6月18日~19日)
平成25年6月27日



平成25年6月18日から19日まで,安倍総理夫人はアイルランドの首都ダブリンを訪問し,安倍総理と共に大統領夫妻を表敬した他,ケニー首相夫人との懇談や,様々な交流活動を行いました。

1.ヒギンス大統領夫妻表敬
安倍総理夫妻は,アイルランド大統領官邸にて,ヒギンス大統領夫妻を表敬しました。
安倍総理夫妻は,アイルランド大統領官邸にて,ヒギンス大統領夫妻を表敬しました。


2.セント・キアランズ特別学校(St. Chiarain Special School)視察
(1)セント・キアランズ特別学校は,軽度の学習障害を持つ生徒が,社会で独立して生活するために必要な技能・知識を得るための教育や自立支援を主目的としています。総理夫人は,モノハン校長から,日本のファースト・レディーがアイルランドの子供たちと交流する機会を作っていただいたことは大変嬉しく,皆で日本のことを勉強して心待ちにしていた旨の歓迎の挨拶を受けました。続いて,学校訪問を記念して,生徒代表が自作の絵を贈呈しました。また,全校生徒によるアイリッシュダンスと手話を含む歌の披露がありました。
安倍総理夫人からは,温かい歓迎に感謝すると共に,日本とアイルランドは地理的な距離は離れていても,たくさんの共通点があり,心は近いのではないかと感じており,今回の訪問がお互いをもっとよく知る機会になれば大変嬉しい旨を伝えました。
(2)引き続き,中庭にて,生徒達からセント・キアランズ特別学校における環境保全活動に関する説明を受けました。同校は,リサイクルや省エネといった環境問題に対する取組を通じて,環境保全はもとより,生徒の協調性や地域社会への貢献の精神を涵養する国際的な環境教育プログラムに参加しています。同校は最近,節水分野において著しい成果を挙げたことを評価され,このプログラムで優秀な取組を行った学校に与えられる「緑の旗」を授与されました。子供達からは,それぞれの行った節水の取り組みが紹介され,総理夫人は子供達と一緒に「緑の旗」を掲揚し,生徒達の取組が評価されたことを共に喜びました。
(1)セント・キアランズ特別学校は,軽度の学習障害を持つ生徒が,社会で独立して生活するために必要な技能・知識を得るための教育や自立支援を主目的としています。総理夫人は,モノハン校長から,日本のファースト・レディーがアイルランドの子供たちと交流する機会を作っていただいたことは大変嬉しく,皆で日本のことを勉強して心待ちにしていた旨の歓迎の挨拶を受けました。続いて,学校訪問を記念して,生徒代表が自作の絵を贈呈しました。また,全校生徒によるアイリッシュダンスと手話を含む歌の披露がありました。
安倍総理夫人からは,温かい歓迎に感謝すると共に,日本とアイルランドは地理的な距離は離れていても,たくさんの共通点があり,心は近いのではないかと感じており,今回の訪問がお互いをもっとよく知る機会になれば大変嬉しい旨を伝えました。
(2)引き続き,中庭にて,生徒達からセント・キアランズ特別学校における環境保全活動に関する説明を受けました。同校は,リサイクルや省エネといった環境問題に対する取組を通じて,環境保全はもとより,生徒の協調性や地域社会への貢献の精神を涵養する国際的な環境教育プログラムに参加しています。同校は最近,節水分野において著しい成果を挙げたことを評価され,このプログラムで優秀な取組を行った学校に与えられる「緑の旗」を授与されました。子供達からは,それぞれの行った節水の取り組みが紹介され,総理夫人は子供達と一緒に「緑の旗」を掲揚し,生徒達の取組が評価されたことを共に喜びました。

3.元JETプログラム参加者との懇談
(1)安倍総理夫人はトリニティ大学を訪問し,同大学図書館内で,元JETプログラム参加者6名と懇談しました。JETプログラムを通じて,過去約25年間に延べ1000名を超えるアイルランドの若者が日本で国際交流の推進に携わってきており,元参加者達が日・アイルランド間の架け橋として,現在も二国間関係の一層の深化に貢献しています。元JETプログラム参加者からは,各人の日本での経験と,日・アイルランド関係を更に深めるための各人の取り組みや考えが語られ,安倍総理夫人から,JETプログラム参加者がその後も長年にわたり,日・アイルランド間の友好関係のために尽くしていることを感謝し,これからも参加者と日本との絆が続いていくことを期待する旨を伝えました。
(2)続いて,総理夫人は同大学図書館のロングルームを視察し,アイルランド最古のハープや,約1000年前に作成された「ケルズの書」に関する説明を受けました。同大学図書館のコレクションは,多くのノーベル文学賞受賞者を輩出しているアイルランドの豊かな文化的蓄積を体現しており,同大学関係者はこのような歴史的遺産の維持・保存に重要な役割を果たしています。
(1)安倍総理夫人はトリニティ大学を訪問し,同大学図書館内で,元JETプログラム参加者6名と懇談しました。JETプログラムを通じて,過去約25年間に延べ1000名を超えるアイルランドの若者が日本で国際交流の推進に携わってきており,元参加者達が日・アイルランド間の架け橋として,現在も二国間関係の一層の深化に貢献しています。元JETプログラム参加者からは,各人の日本での経験と,日・アイルランド関係を更に深めるための各人の取り組みや考えが語られ,安倍総理夫人から,JETプログラム参加者がその後も長年にわたり,日・アイルランド間の友好関係のために尽くしていることを感謝し,これからも参加者と日本との絆が続いていくことを期待する旨を伝えました。
(2)続いて,総理夫人は同大学図書館のロングルームを視察し,アイルランド最古のハープや,約1000年前に作成された「ケルズの書」に関する説明を受けました。同大学図書館のコレクションは,多くのノーベル文学賞受賞者を輩出しているアイルランドの豊かな文化的蓄積を体現しており,同大学関係者はこのような歴史的遺産の維持・保存に重要な役割を果たしています。
4.ケニー首相夫人との懇談
ダブリン滞在の最後に,安倍総理夫人は,宿舎内でケニー・アイルランド首相夫人と懇談しました。ケニー首相夫人から,日本の現職総理夫妻による初めてのアイルランド訪問を歓迎している旨述べられたところ,総理夫人から,アイルランド側から受けた歓迎に改めて謝意を述べつつ,東日本大震災に際するアイルランドからの支援に対する感謝の気持ちを伝えました。そして,特別学校の子供達や元JETプログラム参加者のとの交流を通じて,短時間ではあったものの,アイルランドの人々と心から触れ合うことができ,今回の訪問が日・アイルランド間の友好関係を益々深める機会になることを期待する旨伝えました。
ダブリン滞在の最後に,安倍総理夫人は,宿舎内でケニー・アイルランド首相夫人と懇談しました。ケニー首相夫人から,日本の現職総理夫妻による初めてのアイルランド訪問を歓迎している旨述べられたところ,総理夫人から,アイルランド側から受けた歓迎に改めて謝意を述べつつ,東日本大震災に際するアイルランドからの支援に対する感謝の気持ちを伝えました。そして,特別学校の子供達や元JETプログラム参加者のとの交流を通じて,短時間ではあったものの,アイルランドの人々と心から触れ合うことができ,今回の訪問が日・アイルランド間の友好関係を益々深める機会になることを期待する旨伝えました。