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平成20年4月4日
4月2日から3日にブカレスト(ルーマニア)で開催されたNATO首脳会合の一環として4月3日、アフガニスタンに関する会合が開催され、NATO加盟国、ISAF(アフガニスタン国際治安支援部隊)兵力貢献国、アフガニスタン、国連、世銀、EU、我が国(注1)が参加した。会合では、アフガニスタン自身による国造りの支援への長期的なコミットメントが再確認されるとともに、今後の国際社会の取組において、アフガニスタン自身の指導力と責任の強化支援、民生・軍事努力を統合する国際社会による包括的アプローチ、アフガニスタン近隣諸国、特にパキスタンへの協力と関与の強化を重視すべきことについて一致があり、参加国のうちISAF貢献国首脳により、これらを盛り込んだ「ISAFの戦略的ビジョン(ISAF's Strategic Vision)」が採択、公表された。
我が国を代表して参加した佐々江外務審議官は、我が国のアフガニスタン復興支援へのコミットメント、治安面での協力の強化等を内容とするステートメントを行った。
(注1)今次招待は、我が国が一貫してアフガニスタン復興支援に対し積極的貢献を果たしてきていること、PRT(地方復興チーム)との連携やNATO信託基金を通じた協力が進んでいることを背景としたもの。なお、我が国は、ISAF兵力貢献国が作成・採択した上記「ISAFの戦略的ビジョン」に当事者として関わるものではない。
NATO加盟国(26か国)、一部の非NATO・ISAF貢献国(12か国)首脳(注2)、国連(事務総長、アイダ国連事務総長特別代表)、EU(バローゾ欧州委員長、ソラナEU共通外交・安全保障政策上級代表、)、世銀(イウェアラ専務理事)、アフガニスタン(カルザイ大統領)、我が国(佐々江外務審議官)
(注2)非NATO・ISAF貢献国:豪州、NZ、アルバニア、オーストリア、アゼルバイジャン、クロアチア、フィンランド、グルジア、アイルランド、スウェーデン、ヨルダン、マケドニア