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2010年12月12日、第2回日本・アラブ経済フォーラムに主催者として出席するためチュニジアを訪問中の前原誠司日本国外務大臣とアムル・ムーサ・アラブ連盟事務総長は会談を行い、日本とアラブ諸国とのあらゆるレベルにおける協力の向上と友好関係の強化について、以下のような声明を発表した。
- 双方は、あらゆる面における、日本・アラブ関係の継続的な発展、特に日本・アラブ経済フォーラムの成功裡の開催によく表れている日本とアラブ諸国との経済関係の発展に満足の意を表明し、あらゆるレベルにおける交流の緊密化と協力の拡大を通じて両者間の絆をさらに強化していくとの共通の決意を確認した。
- 双方は、古代にまで遡る歴史と独自の特徴を有する相互の文明に対する尊重の意を再確認しつつ、急激にグローバル化している世界において、文化面での相互理解と協力が一層深められるべきことを確認した。この関連で、双方は、日本とアラブ諸国との文化協力・交流について、有識者間で議論する会合を設けることで一致した。今後、日本政府とアラブ連盟事務局は、2011年中にもかかる会合を開催することについて調整していく。