キリバス共和国

キリバス共和国(Republic of Kiribati)

基礎データ

平成30年4月16日

  • キリバス共和国国旗

一般事情

1 面積

730平方キロメートル(対馬とほぼ同じ)

2 人口

約11.4万人(2016年,世界銀行)

3 首都

タラワ

4 民族

ミクロネシア系(98%),その他ポリネシア系及び欧州人が居住

5 言語

キリバス語,英語(共に公用語)

6 宗教

キリスト教(主にカトリック,プロテスタント)

7 略史

年月 略史
1606年 スペイン人キロス,ブタリタリ島(ギルバート諸島)を発見
1892年 英国,ギルバート諸島,次いでエリス諸島を保護領と宣言
1916年 英国,ギルバート,エリス諸島を併合,植民地とする
1939年 英及び米国,カントン島及びエンダベリ島(フェニックス諸島)を共同統治
1941年 日本軍,バナバ,タラワ,マキンを占領
1979年7月12日 独立

政治体制・内政

1 政体

共和制

2 元首

ターネス・マーマウTaneti Maamau)大統領(2016年3月就任)

3 議会

一院制,議員数46名(内2名は司法長官及びランビ島評議会代表者),任期4年

4 政府

大統領兼外務・移民大臣 ターネス・マーマウTaneti Maamau

5 内政

 独立以来大統領を務めてきたタバイの任期終了により,1990年7月にテアンナキが大統領に就任。1994年の総選挙で与党が大敗し,テブロロ・シトが大統領に選出され,1998年11月の大統領選挙で再選された。2002年11月に実施された総選挙では与党が苦戦し,続く2003年2月の大統領選挙ではシト大統領がかろうじて三選を果たしたものの,3月に不信任案が可決され辞任,議会は解散した。2003年5月の議会選挙に続き,7月に行われた大統領選においてアノテ・トンが選出された。同年11月,トン政権は台湾と外交関係を樹立し,これが一時的に政治問題となったものの,漁業とコプラ生産を主とした経済開発を基本とした経済自立への積極的な取り組みの結果,2007年8月の議会選挙では,アノテ・トン大統領率いるBTK党が最多の22議席を獲得し(アノテ・トンも議員として再選),同年10月に行われた大統領選挙でアノテ・トンが再選を果した。2012年1月,大統領選挙でアノテ・トンが再選された。2016年1月の議会選挙では,12年間大統領を務めたアノテ・トンが政界引退を表明,与党BTK党は数の上では第一党を保ったが,同年3月の大統領選挙では,前野党の2政党が合併したTK党が推すターネス・マーマウ(Taneti Maamau)が当選し,新大統領が誕生した。

外交・国防

1 外交

 豪,NZを含む太平洋諸国との友好関係維持・強化,経済自立達成,財政収入確保のため多様な国際関係を模索(1985年,ソ連と漁業協定締結,1986年失効)。トン大統領は2003年11月,台湾と外交関係を樹立,これに対抗し中国はキリバスと断交した。

2 国防

 軍隊はない。

経済

1 主要産業

漁業,コプラの生産

2 GDP

1.8億米ドル(2016年,世界銀行)

3 一人当たりGNI

2,270米ドル(2016年,世界銀行)

4 経済成長率

1.1%(2016年,世界銀行)

5 物価上昇率

7.3%(2016年,世界銀行)

6 総貿易額

  • (1)輸出 138.3百万米ドル
  • (2)輸入 130.9百万米ドル

(2016年,アジア開発銀行)

7 主要貿易品目

  • (1)輸出 コプラ,観賞用魚,海草
  • (2)輸入 食品,輸送機器・機械,工業製品

8 主要貿易相手国

  • (1)輸出 タイ,ベトナム,中国,日本
  • (2)輸入 フィジー,中国,日本,豪州

9 通貨

豪ドル

10 経済概況

 1979年に燐鉱石が枯渇して以来,漁業開発の促進等により新しい経済構造を模索中。LDC(後発開発途上国)である。

経済協力

1 日本の援助

  2015年度 2015年度までの累計
(1)有償資金協力 なし なし
(2)無償資金協力 0.24億円 207.42億円
(3)技術協力 1.71億円 49.15億円

2 主要援助国

  • (1)豪州(24.53)
  • (2)ニュージーランド(15.89)
  • (3)日本(8.68)

(単位:百万米ドル,2014年度,OECD/DAC)

二国間関係

1 政治関係

1979年7月
キリバス独立式典に大野明衆議院議員を派遣。同日国家承認
1982年11月
バイテケ初代駐日大使(移動大使)が日本に信任状を捧呈
1983年4月
在京キリバス名誉総領事館開設(2013年,閉館)
2015年7月
在仙台キリバス名誉領事開設(2018年2月,閉館)

2 経済関係

(1)貿易額(2016年度,財務省貿易統計)
  • キリバスへの輸出 19.7億円
  • キリバスからの輸入 7.9億円
(2)進出日本企業数
3社(2016年10月現在,外務省海外在留邦人調査統計)

3 在留邦人数

12名(2016年10月現在,外務省海外在留邦人調査統計)

4 在日キリバス人数

14名(2017年6月,法務省在留外国人統計)

5 要人往来

(1)往 (1979年以降)
年月 要人名
1979年 大野明衆議院議員(独立式典特派大使)
2000年 浅野勝人外務政務次官(PIF域外国対話)
2009年2月 橋本聖子外務副大臣(トン大統領との会談他)
(2)来 (1979年以降)
年月 要人名
1979年 タバイ大統領
1981年 テイワキ天然資源相
1982年 キラタ天然資源相
1985年 タバイ大統領,キラタ天然資源相,アロバティ貿易・産業・労働相
1987年 タオマティ天然資源開発相
1988年 タバイ大統領,アタイア保健・家族計画相
1989年 テアンナキ副大統領(大喪の礼)
1990年 ボカイ人事院総裁(国際花と緑の博覧会賓客)
1990年 タバイ大統領(即位の礼)
1997年 シト大統領(日・SPF首脳会議)
1998年 シインガ蔵相(ADB・CG会合)
2000年 シト大統領(第2回太平洋・島サミット)
2001年 シト大統領(外務省賓客)
2003年3月 タオム労働・エネルギー相(第3回世界水フォーラム)
2003年5月 オタン国政評議会議長(第3回太平洋・島サミット)
2004年8月 ナカラ漁業・海洋資源開発相(故鈴木元総理大臣葬儀,日・キリバス漁業協議)
2005年8月 テーベ通信・運輸・観光開発相(万国博覧会賓客)
2006年5月 トン大統領(第4回太平洋・島サミット)
2007年2月 トン大統領(実務訪問賓客)
2007年8月 トカタアケ人事院議長(故宮澤元総理大臣葬儀へ特使として参列)
2007年12月 トン大統領(第1回アジア・太平洋水サミット(於:大分))
2009年5月 トン大統領(第5回太平洋・島サミット)
2010年10月 コリリンテターケ教育相(太平洋・島サミット中間閣僚会合)
2011年9月 テマテ・エレアテイシ通信運輸観光開発相
2012年5月 トン大統領(第6回太平洋・島サミット)
2012年10月 オノリオ副大統領(IMF・世銀年次総会出席)
2013年10月 トン大統領(太平洋・島サミット第2回中間閣僚会合)
2015年3月 トン大統領(第3回国連防災世界会議)
2015年5月 トン大統領(第7回太平洋・島サミット)
2015年10月 リメタ・ベニアミナ通信・運輸・観光相(太平洋島嶼国観光大臣会合)

6 二国間条約・取極

  • 1978年 日・ギルバート諸島漁業協定
  • 2007年 青年海外協力隊派遣取極め

7 外交使節

(1)キリバス駐箚日本国大使
大村 昌弘
(2)本邦駐箚キリバス大使
任命されていない
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