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「21世紀東アジア青少年大交流計画」
「東アジア次世代リーダー招へいプログラム」参加者による
西村外務大臣政務官表敬
平成22年6月
- 6月23日、「防災」をテーマに政府機関や災害対策の現場、研究機関など幅広い分野で活躍するEAS(東アジア首脳会議)加盟国の次世代リーダー21名が、「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」の一環として来日し、西村大臣政務官を表敬訪問しました。
- 一行は2週間の滞在中に、阪神淡路大震災で大きな被害を受けた兵庫県神戸市及び新潟県中越地震で特に被害の大きかった小千谷、長岡地区を視察し、各地域の復興経験や対策を学ぶ予定です。
- 表敬の冒頭、参加者代表より、訪日日程や概要及び本プログラムへの意気込みが説明されました。日本の最先端の取り組みや対策・技術・研究成果をしっかり学び、自国の防災対策に役立てたいとの発言がありました。
- 続いて、西村政務官より、一行の訪日を心より歓迎し、世界的にみても自然災害の多い我が国の防災対策を参考としながらも、それぞれの国の事情に合わせた対策を構築してほしい旨述べました。また、防災協力は東アジア地域の喫緊の課題であり、我が国は、これまでの自国の災害経験の中で培った技術や知見を最大限に活用し、ASEANやASEAN+3に対し、防災協力を進めている旨紹介しました。さらに、今回の視察先の新潟は、自分(西村政務官)の古里であり、昨今大きな地震に見舞われた地域であり、有意義な視察・研修となるよう願っていると述べました。
- 質疑応答では、「日本の防災に関する強みは何か」との質問に対し、西村政務官から、新潟県の事例を紹介しつつ、地域コミュニティーの果たす役割や結束力、また日頃の訓練等、防災に関する意識が高い、といった回答がありました。その他、日本の学校や各種企業で取り組んでいる避難訓練及び各省庁や地方自治体が行っている研究者や防災施設への支援についても質問が出ました。
- 最後に西村政務官より、参加者同士の交流を今後も続けてほしい旨述べ、表敬を終了しました。