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「21世紀東アジア青少年大交流計画」
ラオス高校生代表団第2陣による木村副大臣表敬

平成20年7月

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 7月9日午前、「21世紀東アジア青少年大交流計画」により7月1日から10日まで日本に滞在するラオスの高校生代表団69人が外務省を訪れ、木村仁副大臣を表敬した。

 最初に、高校生の代表3名から日本での感想を発表した。各人は、「日本人は礼儀正しく親切で、細やかな気配りがあり、節約を励行していると感じた。帰国後、家族や友人に教えたい」、「日本の充実した教育制度、学校施設、課外活動等を学び、発展のためには教育が大事だと思った」、「日本では国家が発展する中でも伝統文化が保持され、都市と地方の格差が少なく、人々が豊かで平和に暮らしていることを知った。今回学んだことを自国の発展に役立てたい」等の感想を述べた。

 次に、ブンタン訪日団長から、「ラオスの高校生に貴重な機会を与えていただき、感謝する。短期間ではあるが、有意義な日程であり、多くを学ぶことができた。訪日の経験を忘れず、帰国後は家族や友人に広めたい。ラオスと東アジア地域、特に日本との関係の増進に貢献したい」旨述べた。

 木村副大臣からは、改めて一行の訪日を歓迎しつつ、「近年、日本とラオスとの関係は政治、経済、文化等あらゆる分野で大きく発展している。自分(副大臣)も今年5月にラオスを訪問し、ラオス政府要人と率直な意見交換を行ったり、ラオス日本人材開発センターで学生達と一緒に折り紙で兜を作ったりした。日本が古い伝統と新しい文化を共に守り育てていることを学んでくれて嬉しい。帰国後は、今回の訪日で学んだことを周りの人に伝え、また、日本語や日本文化を更に勉強して、将来の日本とラオスを繋ぐ架け橋になっていただきたい」旨述べた。

 一行は、3班に分かれてそれぞれ山形県、富山県、広島県を訪問し、各地の学校との交流活動やホームステイを行い、また、文化・歴史・産業等に関する視察を行った。

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